トモオフィス/廃品打楽器協会

GON! 2001年2月号に掲載されました

GON!
新聞・雑誌掲載
時計2001年2月6日(火)

▼本文より

なぜ彼は楽器を作るのか?
自作自演の天才音楽家

トニー谷の生まれ変わりか!?

 パーカッショニスト(打楽器奏者)の山口ともさんであります。山口さんはつのだ☆ひろさんに師事してドラムを勉強し、その後、ドラムだけでなく、打楽器全般をてがける、現在の打楽器奏者になりました。これまでに、中山美穂、ピチカート・ファイブ、プッチモニなど錚々たるアーティストのバックに参加してきました。で、その傍ら既成の楽器ではつまらないと、廃材を利用した楽器を作り、その演奏をするリサイクル打楽器奏者もやっているのです。写真の彼が持っているのはエアコンのダクトパイプ。この粗大ゴミの日に拾ってきたパイプも蛇腹部分をこすったりすると、「実にイイ音がする」と山口さんは言うんですね。確かに、「ズホオオオオ」なんて奇妙な音がします。また、コーヒー缶とバネを繋いだものは「ビュフフフーン」と『宇宙少年ソラン』や『禁断の惑星』風なクラシックな宇宙音に聞こえます。こうなると?気になるのは彼のモミアゲ。以前はマジックで書いたこともありましたが、今は本物だそうです。