2006年4月6日（木）relax 110 april 2006
▼本文より
４．Tomo Yamaguchi
廃品で作った楽器に囲まれた、発想の宝庫のような山口ともさんのスタジオにて。玉虫色のスーツの胸元には、ソックスと同じ水色のフォークがささっている、なんとも微笑ましくさせてくれるスタイル。今日もクルッと渦巻いたもみ上げが素敵です。「日本のスーツ文化はビジネスなイメージが強いのが残念」というともさんに質問。ともさんにとってのスーツの魅力って何ですか？「検問に引っかからないよ。お役所の人も親切。旅行だと、ワイシャツを何枚か持って行くだけでいいし、すごく便利」。というともさんはとってもリーズナブルにスーツを楽しんでいる。「スーツはね、『マーク』っていうイギリスにたくさんある紳士服のチェーン店みたいなところで買ってるんです。3万円くらい。こんな玉虫色のスーツも10色くらいあって、シルエットも細身なのが好み。あとね、パンツは短いのが好きなんですよ。ソックス見せられるから。<ユニクロ>のソックスはたくさん色が揃っていていいですね。シャツは大体、東南アジアに行くことがあるとごっそり買ってくるんです。いろんな柄、いろんな色があって、とてもうらやましい」。色遊びとユーモアとキャラ。ともさんはやっぱり子供たちのアイドルです。
山口とも△『ドレミのテレビ』でＵＡとともにレギュラー出演していたパーカッショニスト。スーツなバンド「BLACK VELVETS」や、廃品打楽器バンド「ティコボ」などで活躍中。
